研究課題
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ペロブスカイト太陽電池は、太陽光発電技術の分野において世界的な注目を集めている。高温熱処理を用いるペロブスカイト太陽電池は、最高で変換効率22%超の報告がある。しかし、材料によって高温処理や長期安定性を持たないの欠点である。本研究では、電気特性・耐久性・機械特性に優れるナノカーボン材料(グラフェン、カーボンナノチューブCNT、フラレーン)を導入し、低温・溶液プロセスを用いてペロブスカイト太陽電池を開発した。ナノカーボン材料の分散液を製膜し、膜の表面やペロブスカイト膜との界面の制御技術を開発した。CNTとグラフェンの配合比率を変えることで、太陽電池の光電変換効率が大きく変化することを解明した。
すべて 2018
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Advanced Energy Materials
巻: -
ACS Nano
巻: 12 号: 3 ページ: 2403-2414
10.1021/acsnano.7b07754