研究課題/領域番号 |
16J00121
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小林 和夫 東京大学, 人文社会系研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | グローバル・ヒストリー / 西アフリカ / 19世紀 / インド綿布 / 消費 |
研究実績の概要 |
本年度の研究課題は、(1) 19世紀後半のインド綿布流通に携わったヨーロッパ人商人の活動事例の解明と(2) 当該時期の西アフリカにおけるインド綿布の消費の実態などを解明することであった。これらの課題を遂行するために、海外調査を2度実施した。まず、平成29年8月に3週間イギリスに渡航して、ロンドン(LSE図書館、SOAS図書館、英国図書館)とリヴァプール(中央図書館文書室、リヴァプール・ジョン・ムーア大学シドニー・ジョーンズ図書館)で(1)に関する資料収集を行った。具体的には、当時の西アフリカとのパームオイル貿易に関与したイギリス商人の文献・資料を収集し、パームオイルの対価としてインド綿布に対する需要に関する資料を見つけた。 また、平成30年2月から、ウォーリック大学グローバル・ヒストリー文化研究所で、1ヶ月間客員研究員として研究に従事する機会を頂いた。訪問中は、(2)に関する分析を進めた。それに合わせて、西アフリカのガンビア共和国も訪れ、国立文化芸術研究所のオーラルヒストリー文書館と首都バンジュルの国立文書館にて植民地期の落花生および布の生産・貿易に関する資料を閲覧・収集した。 研究成果については、昨年度後半にAfrican Economic History誌に掲載決定した論文が2017年末に刊行された。また、平成29年夏に本研究課題に関わるテーマの単著の企画書が、Palgrave Macmillan社のCambridge Imperial and Postcolonial Studies Seriesの1巻として出版する契約をかわすことができた。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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