研究課題/領域番号 |
16J00972
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
スポーツ科学(A)
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
上野 雄己 早稲田大学, 文学学術院, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | レジリエンス / パーソナリティ特性 / 大規模横断調査 / 大規模縦断調査 / スポーツ競技者 / 日本人 / 大学生 / マルチレベルアプローチ / 介入研究 / 日本人成人 |
研究実績の概要 |
平成30年度はスポーツ競技者や日本人(10代から90代)の大規模横断/縦断データ,大学生を対象とした介入研究など多角的に調査/分析を実施してきた。特に,本年度は,これまで得られた知見の再現性の確認と,介入研究を行ううえでの基礎的分析を多く行い,それらの結果に基づき,介入研究を施した。これらの概要および知見を以下にまとめた。 1.レジリエンスの年齢変化の再検討と社会人口統計学的要因(属性項目,生活習慣,病歴など)との関連を検討し,対象者は47都道府県の15歳から99歳の日本人であった。結果として, 1)幅広い年齢層(10代から90代),2)全国47都道府県の1万人以上の大規模サンプル,3)測定尺度の変更を考慮し再検討を試みたが,レジリエンスの年齢変化は概ね国内外の先行研究と同様な結果を示し,特定の社会人口統計学的要因との関連も確認された。 2.レジリエンスの発達多様性と身体活動量,人生に対する満足度の関連を検討し,対象者は47都道府県の20歳から71歳の日本人成人であった。結果として,縦断データに基づけば,日本人成人のレジリエンスは相対的に安定していることが示されたが,一方でレジリエンスの発達には個人差があることが考えられた。また,年齢と性別を統制した場合,身体活動量からレジリエンスを介して人生に対する満足度に及ぼす媒介効果が明らかとなった。 3.個人と集団活動の両者を含むレジリエンス・プログラムの妥当性(非無作為化対照試験)を検討し,対象者は首都圏の大学生であり,レジリエンス・プログラム実施群(介入群)と未実施群(統制群)の2群を設定した。結果として,介入群において獲得的レジリエンス要因の得点が上昇したことが示され,それぞれの活動効果を検討した本研究において,個人と集団活動を通したレジリエンス・プログラムの妥当性が示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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