研究課題/領域番号 |
16J01143
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理(理論)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡邉 真隆 東京大学, 大学院理学系研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2018年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2017年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2016年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 対称性 / 強結合理論 / 超対称性 / 共形場理論 / quantum information / entanglement entropy / 大域電荷 / 対称性の破れ / Big-J / effective theory / strong coupling / conformal field theory / gravitational anomaly / supersymmetry |
研究実績の概要 |
前年度の研究を発展させ,large-J展開の手法を発展させた.大まかに以下の2つについて研究を行った.
(a) 4次元において.N=2超対称性を持ち,Coulomb branchが1次元であるような理論のBPS演算子の2点関数を(非常に小さい誤差を除いて)完全に決定した.これは,これまで研究してきたlarge-J展開の手法を用いると,低エネルギー有効作用が1/J展開で有限次で打ち切られ,不定性が残らないためであるとわかった.この結果は,bootstrap法や,localizationの結果と比較され,結果は誤差の範囲内で一致することが分かった.
(b) 3次元O(4)理論には,2つのglobal chargeが考えられるが,この2つの組み合わせを任意の比で大きくとった状態のエネルギーをトーラス上で計算した.なお,この論文には書いていないが,同じことを球面上で行うと演算子の次元を計算することに対応する.また,このような状態は並進対称性を自発的に破るが,これはGoldstone modelの数を,低エネルギー自由度と比べることでその存在を予測できることを示した.
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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