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セルフ・コンパッションとメンタルヘルスリテラシーの向上が援助要請に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 16J07022
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 応用健康科学(A)
研究機関東京成徳大学

研究代表者

佐藤 修哉  東京成徳大学, 応用心理学部, 特別研究員(PD) (20793243)

研究期間 (年度) 2016-04-22 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード援助要請 / コンパッション / メンタルヘルスリテラシー / セルフスティグマ / 予防 / 男性性 / セルフコンパッション / 恥 / 青年期 / スティグマ
研究実績の概要

本年度,コンパッションと援助要請に関する研究をさらに深めるために,コンパッションに関する調査を精力的に実施しているクイーンズランド大学のJames Kirby講師の研究室へ客員研究員として海外渡航した。そこでは,週に1回程度のミーティングに参加し,研究室で行われる研究計画についてディスカッションを行い,コンパッションに関する知見を深めてきた。
さらに,渡航中にメルボルン大学へのAnthony Jorm博士の研究室を訪問し,メンタルヘルスリテラシー研究に関する打ち合わせも行い,今後の研究のアドバイスを得た。
いくつかの調査も実施した。昨年得たデータの再分析により,セルフ・コンパッションとセルフスティグマの交互作用項が援助要請と関連していることを見出した。さらに,セルフスティグマがコンパッションへの恐れと関連があることも見出した。次の研究では,男性性とコンパッションの観点から援助要請との関連について調査を実施した。残念ながら有意な関連は得られなかったが,先行研究では男性性と援助要請には関連があることが示されているため,研究方法を見直し,今後さらに調査を実施していく予定である。さらに次の研究では,これまでの研究結果を踏まえ,コンパッションとメンタルヘルスリテラシーを改善することによる,援助要請の促進を目指した介入を実施した。データが全て揃ってはいないが,実践的な研究であり,貴重な成果を今後示すことができると考えられる。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2018 2016 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)

  • [国際共同研究] The University of Queensland(オーストラリア)

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 高校教員が生徒のメンタルヘルス不調と関連があると考える諸問題の実態と支援2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤修哉・上埜高志・安保英勇・石村郁夫
    • 雑誌名

      東京成徳大学臨床心理学研究

      巻: 18

    • NAID

      40021904531

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] メンタルヘルス・リテラシー教育は高校生の援助要請の態度を促進するのか―臨床心理士もしくは保健担当教諭による授業の実施―2016

    • 著者名/発表者名
      内田知宏・高橋由佳・佐藤修哉・本庄谷奈央・安保英勇・上埜高志
    • 雑誌名

      日本社会精神医学会雑誌

      巻: 25 ページ: 202-212

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 心理専門職への援助要請に影響を与える要因の検討ーセルフ・コンパッションとセルフ・スティグマ,恥の観点からー2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤修哉・石村郁夫
    • 学会等名
      日本心理学会第82回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] セルフ・コンパッションと援助要請の関連2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤修哉・石村郁夫
    • 学会等名
      日本SEL研究会第8回大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] メンタルヘルスリテラシー向上を目的とした介入の効果―諸要因を用いた群分けによる検討―2016

    • 著者名/発表者名
      佐藤修哉・内田知宏・安保英勇・上埜高志
    • 学会等名
      日本ヒューマン・ケア心理学会第18回大会
    • 発表場所
      埼玉県立大学
    • 年月日
      2016-09-24
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] The effect of an intervention for the improvement of university student mental health literacy2016

    • 著者名/発表者名
      Sato, S., Shoji, W., Ambo, H., & Ueno, T.
    • 学会等名
      国際心理学会議第31回大会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜
    • 年月日
      2016-07-24
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2016-05-17   更新日: 2024-03-26  

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