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N,N-アミナール四級不斉炭素の構築を基盤としたパラウアミンの合成研究

研究課題

研究課題/領域番号 16J07367
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 合成化学
研究機関東京農工大学

研究代表者

岩田 真  東京農工大学, 大学院工学府, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2016-04-22 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2016年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードピロール-イミダゾールアルカロイド / palau'amine / N,N'-アミナール構造 / Overman転位反応
研究実績の概要

本研究ではピロール-イミダゾールアルカロイド(PIA)の一種であるpalau’amineの全合成と生物活性発現機構の解明を目的とし、PIAに共通して存在するN,N’-アミナール四級不斉炭素の構築を基盤としたpalau’amineの合成研究を行った。その構造はN,N’-アミナール炭素を含む7連続不斉中心、2つの環状グアニジン構造を有するなど高度に官能基化されており、合成化学上解決すべき課題を多く含んでいる。またpalau’amineは、強力な免疫抑制活性を示し、かつ毒性が低いため新規免疫抑制剤としての開発が期待されている。本研究では、N,N’-アミナール四級不斉炭素の強力な合成手法であるエナミン型のOverman転位反応を応用することで、高収率、完全な立体選択性でC10位N,N’-アミナール構造の構築に成功し、palau’amineのC環部のグアニジン、ウレア、イソウレアでの合成法を確立した。また、本研究で得られたN,N’-アミナール四級不斉炭素に関する知見を応用することで、類縁化合物であるcylindradine Bの不斉全合成を達成した。今回開発した手法を基盤にE環部不斉点の構築を行うことでpalau’amineの全合成が期待できる。また今後は、C環部のグアニジン、ウレア、イソウレアでの合成法を応用することで様々なpalau’amine誘導体を合成し、生物活性発現機構解明のための基盤構築を展開していく。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] Total Synthesis of Pyrrole-Imidazole Alkaloid (+)-Cylindradine B2017

    • 著者名/発表者名
      Makoto Iwata, Yuko Kamijoh, Eri Yamamoto, Masahiro Yamanaka, Kazuo Nagasawa
    • 雑誌名

      Organic Letters

      巻: 19 号: 2 ページ: 420-423

    • DOI

      10.1021/acs.orglett.6b03722

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり

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公開日: 2016-05-17   更新日: 2024-03-26  

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