研究課題/領域番号 |
16K00018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
角川 裕次 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (80253110)
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研究分担者 |
増澤 利光 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (50199692)
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研究協力者 |
亀井 清華
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 分散アルゴリズム / 分散相互包含排除 / 自己安定分散システム / モバイルエージェント / センサネットワーク / コンピュータネットワーク / プロセス同期 / 相互排除 / 局所アルゴリズム |
研究成果の概要 |
本研究の成果は, ネットワークで接続された多数のコンピュータ群が, 相互に待ち合わせを行う仕組みや, 情報収集を行う仕組みにおいて, 従来よりも高度なものを考案した. 具体的に言えば, サーバ群の動的な交代のしくみ, IoTにおける無線充電アルゴリズム, などである. 本研究課題は近年ますます複雑になるコンピュータネットワークにおいて, より高度なネットワークアプリケーションを構築する際の理論的基盤となる重要なものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は, 分散コンピューティングにおける基礎理論の一分野である分散アルゴリズムに関するいくつかの課題の解決を行った. 多数のコンピュータ群で相互にサーバを互選しながら負荷共有を行う分散相互包含排除問題に対する解法を提案した. また, 急速に発展し続ける無線電力伝送を IoT システムに適用するための分散アルゴリズムを提案した. この研究課題は, 大規模化・複雑化するコンピュータネットワークをより効率的に動作させるために有用な基礎技術となるものである.
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