研究課題/領域番号 |
16K00032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理情報学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
平石 邦彦 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (40251970)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 状況アウェアネス / スーパーバイザ制御 / 離散事象システム / 意思決定 / 情報スーパーバイザ制御 |
研究成果の概要 |
複数のエージェントによる連携行動において,状況に応じた適切な情報提供によりエージェントの行動を制御するのが情報スーパーバイザ制御である.本研究は,情報スーパーバイザ制御を実現するための数理モデルの構築,それに基づいたスーパーバイザ制御則の導出,さらに,モデルの有効性の確認を目的とする.まず,データ取得を目的として,介護施設におけるスタッフの連携作業を再現したフィールド実験を実施した.この結果に基づき,情報スーパーバイザ制御の概念を数理モデルとして定式化した.シミュレーションにより様々な情報提供の下での性能評価指標を導出してフィールド実験の結果と比較し,モデルの定性的な正しさを実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
目的や役割を持ったエージェント集団に対する状況認識および情報提供によるソフトな制御は,病院,介護施設,レストラン,旅館などにおけるサービス現場や避難誘導において活用できる技術である.本研究の成果は,このようなシステムを設計するための枠組みを与え,さらにシミュレーションによる設計の評価を可能にするものである.
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