研究課題/領域番号 |
16K00054
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
|
研究機関 | 県立広島大学 (2019) 常磐大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
岩田 貴樹 県立広島大学, 公私立大学の部局等(庄原キャンパス), 准教授 (30418991)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 点過程解析 / 地震 / 時空間モデル / 地震活動度 / ベイズ統計 / b値 / 応力 / 統計科学 / 固体地球物理学 / 統計数学 / ベイズモデル |
研究成果の概要 |
将来の確率論的地震活動予測システムの開発に寄与すべく、現在、標準的とされている地震活動モデルを改善し、新たな地震活動モデルの提案を目指した。地震活動の時間変動に関しては、統計(経験)モデルと物理モデルを混合することにより、群発地震活動に対し、従来よりよい性能を示すモデルを構築することが出来た。また、時空間変動に関しては、既存の物理モデルに適切な柔軟性を与えることにより、より現実的なモデリングを達成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の大きな成果の1つは、従来の標準的地震活動モデルに比べて、よい適合性を示す地震活動モデルを提案出来たことである。これは、地震活動予測の将来展開に対する寄与が大きく、地震災害軽減へと繋がる社会的意義がある。また、予測困難な地震活動の中でも群発地震活動は特に複雑な発生パターンを示すものであり、これに対してモデル改善をなし得たことは、地震発生の背景にある複雑な物理機構の解明へと貢献し得る異議もある。
|