研究課題/領域番号 |
16K00063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
米本 孝二 琉球大学, 医学部, 教授 (90398090)
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研究分担者 |
船木 真理 徳島大学, 病院, 特任教授 (10467821)
秦 明子 徳島大学, 病院, 特任助教 (20570948)
熊谷 秋三 九州大学, キャンパスライフ・健康支援センター, 教授 (80145193)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 栄養疫学 / 食事パターン / 身体活動 / 3軸加速度計 / 縮小次元回帰 / 加速度計 / 主成分分析 / 疫学 / 統計科学 / 運動疫学 / メタボリックシンドローム |
研究成果の概要 |
食習慣データの解析のための方法論の開発では、疾患発症と関連する食事パターン抽出法の既存の方法の問題点を整理し、新しい方法を開発した。その方法を徳島県の集団のデータに適用したところ、メタボリックシンドローム発症に関わる食事パターンを抽出できた。 運動習慣データでは、2009年と2012年の2時点で同じ集団を対象に測定された身体活動量の解析により、日本人における身体活動習慣がどのように変わっていくのかを明らかにし、今後運動を増やすことだけでなく、座っている時間を減らすことも同時に推奨することが重要であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
栄養データは新たに開発した方法により、既存のデータからも重要な知見を得ることが出来ることが明らかとなり、これまでのデータの価値がますます高まる。 運動習慣データは、3軸加速度計という装置を用いた客観的評価により、これまでの質問紙とは異なるリアルタイムのデータから人々の生活パターンを科学できることが示され、今後の身体活動データの在り方が明らかになった。また実際のデータ解析の結果から、身体活動の増加と座位時間の減少は必ずしも関連しておらず、ともに推奨する必要があることが分かったことは大きな社会的意義をもっていると考える。
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