研究課題/領域番号 |
16K00100
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
久代 紀之 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50630886)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | テストケース自動生成 / テスト自動実行・評価 / モデル検査・実行テストの融合 / 仕様書論理構造の可視化 / 機能・品質テスト / 決定・非決定的テスト / ホワイト・ブラックボックステスト / レビュー支援 / モデル検査 / 実行テスト / 試験ケース記述言語 / テストケースの自動生成 / テスト自動実行 / 品質試験のパターン化 / モデル検査機 / モデル検査機・実行テストの融合 / システム評価環境 / 実行検査 / Cyber Physical System / オープンプラットホーム |
研究成果の概要 |
Cyber Physical System・IoTなど大規模システムのシステムテストのテストケース設計・実行の効率化・高信頼化を実現するため、本研究では、以下の2つの項目を開発した。(1) 自然言語で記載されたシステム仕様書から、システムテストケースを自動生成するアルゴリズム・ツールの開発、(2)自動生成されたテストケースを、実際の機器や機器に搭載するソフトウェアを対象として、決定的/非決定的順序で自動実行、自動評価ができる統合評価環境の開発 これら開発した2つのツール・評価環境を日本を代表するIoTシステム開発企業2社のテスト設計・製品評価に適用し、評価結果を反映することで実用性を高めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IoTシステムなど我々の生活に密着した大規模なシステム開発において、その信頼性を確保するためのシステムテストに膨大な工数が必要となっていた。また、これらシステムにおいては、種々の機器がネットワークを介し、同時並行的に動作するため、様々なタイミングを想定したテストが必要だが、従来の人手による方法では実行不可能なことも多かった。本研究では、システム仕様書から必要となるテストケースを自動生成するとともに、生成されたテストケースを種々のタイミングで自動実行・評価することができるツール・環境を開発した。これら開発により、システムテストの設計・実行を効率化し、信頼性高いシステムの実現を可能とした。
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