研究課題/領域番号 |
16K00103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
鵜川 始陽 高知工科大学, 情報学群, 准教授 (50423017)
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研究分担者 |
岩崎 英哉 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (90203372)
高野 保真 青山学院大学, 理工学部, 助教 (70780550)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 仮想機械 / 組込みシステム / モデル検査 / ごみ集め / JavaScript / ガーベージコレクション / コンパイラ / ドメイン特化言語 / ガベージコレクション / 言語処理系 / プログラミング言語処理系 |
研究成果の概要 |
Internet of Things(IoT)で用いられる組込みシステム向けの軽量なJavaScript仮想機械(VM)を開発するために、アプリケーションに特化したJavaScriptサブセットのVMを自動生成するという方針で研究を行い、次の成果を得た。(1)演算子のオペランドの一部のデータ型だけを受け取るように特化したVMを自動生成する仕組みおよび最適化アルゴリズム。(2)コンパクションを行うごみ集めのアルゴリズムとその実装の検査手法。(3)弱いメモリモデルのCPU上での動作を検証するためのモデル検査ライブラリ。これらの成果はJavaScript VM生成系eJSTKに実装した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、アプリケーションの実行中にプロファイリングを行い、それに従って最適化しながらコンパイルするjust-in-time (JIT)コンパイルという技術を、VM自身に適用してアプリケーションに特化されたVMを実行時に構築する研究が成功を収めている。本研究は、それを組込みシステムに応用するために、アプリケーション実行前にVMを特化させるという可能性を示した。また、VMの開発にいくつかのソフトウェア検証技術を導入し、それらの有用性を示した。
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