研究課題/領域番号 |
16K00105
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
位野木 万里 工学院大学, 情報学部(情報工学部), 教授 (10739634)
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研究協力者 |
近藤 公久
野村 典文
高橋 宏季
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 要求仕様検証 / 一貫性検証自動化 / シナリオ自動生成 / 分類網羅検証 / 同義語抽出 / 一貫性検証 / 網羅性検証 / シナリオ生成 / 派生形用語抽出 / 要求工学 / ソフトウェア工学 / 要求獲得 / 仕様検証 / ソフトウェア学 / ソフトウエア開発効率化・安定化 |
研究成果の概要 |
本研究では,情報システムの開発範囲や機能仕様を合意するための技術文書である要求仕様書に着目し,設計要素の定義漏れや,表記ゆれ等のあいまいな記述を自動指摘するシナリオの一貫性検証支援ツールを実現した.開発したツールには,システムの振る舞いを記述したシナリオの網羅性を検証し,網羅されていないシナリオを自動生成する機能も組み込んだ.本ツールを実システムの要求仕様書に適用し技術者による評価を行い本ツールの有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高品質な情報システム等の開発と維持管理には要求仕様書の品質は極めて重要である.現状,初級の技術者が要求定義を実施することは失敗のリスクが高く,効率的な要求定義の実施は困難な状況にある.要求定義に関わる様々なステークホルダが,本研究で開発したシナリオの一貫性検証支援ツールを用いて,検証レポートやシナリオを自動生成し,開発やレビューに利用することで,高品質な要求仕様書を効率的に作成することが可能になる.また,要求定義作業の効率化によりリソースを付加価値業務の創出へとシフトさせ,業務改革を加速することへの貢献が期待できる.
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