研究課題/領域番号 |
16K00113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
角田 雅照 近畿大学, 理工学部, 講師 (60457140)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 一対比較法 / ゲーミフィケーション / 欠損値 / 身体姿勢 / ソーシャルプルーフ / リスク認識 / 信頼 / リスクコミュニケーション / イロレーティング / 傾向スコア / 分散 / ソフトウエア開発効率化・安定化 |
研究成果の概要 |
本研究では,定量的開発支援手法の使いやすさを向上させるために,ユーザを考慮した手法評価フレームワークを確立することをゴールとした.従来の評価では,主に以下の3つの点について十分に考慮されていない.(1) ユーザの予測精度に対する要求水準の評価方法,(2) 予測精度における誤差分散,(3) 予測モデル利用時における欠損値.これらを考慮することにより,定量的開発支援手法を適切に評価することができる.そこで,研究期間内にこれらの3点の解決に取り組んだ.また,定量的開発支援手法の普及に有用な方法について検討を行った.具体的には,ゲーミフィケーションや身体姿勢の効果について評価を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
定量的開発支援手法に関して,各手法がユーザを十分に考慮して評価されていないために,実際にはユーザにとって問題となる点が改善されず,ユーザにとって使いにくい手法となっている可能性がある.これまで,定量的開発支援手法は予測精度,すなわち,予測値と実測値の差にのみ着目し,評価されることが主であった.ユーザを考慮して手法を評価するために必要な要素を明らかにし,それらを統合して定量的開発支援手法の評価することにより,よりユーザにとって使いやすい手法が明確となるとともに,各手法が評価され,改善されていく.これにより,ユーザにとって使いやすい手法が増加し,定量的開発支援手法の普及が促進すると期待される.
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