研究課題/領域番号 |
16K00122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
伊藤 嘉浩 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50335098)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Webサービス / 体感品質 / サービス品質 / SDN / 次世代プロトコル / Web / QoE / QoS / MPTCP / WebサービスにおけるQoE評価 / QoS制御 / ネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究では、次世代のWebサービスの体感品質(QoE)の向上のために以下を検討した。まず、サービス品質(QoS)である遅延の平均と分散がQoEに及ぼす影響を評価し、パス解析を用いてそれらの関係を明らかにした。この得られた結果を基に,QoEを向上のための二つの制御方式を提案した。一つは、次世代プロトコルであるMPTCPにおいて遅延の分散を抑制させるものであり、もう一つはソフトウェアによってネットワークを制御するSDNを用いた方式である。実験によりこれらの有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案したQoEを向上するためのMPTCPの制御方式は、遅延の分散を抑制する新しいものであり、このようなアプローチを行なった研究はこれまで見られない。また、SDNによる制御方式では、既存のネットワーク設備やアプリケーション,およびコンテンツ自身の刷新を行う必要がないので,サービスの開発者や提供者は,大きな設備投資を必要とすることなく,ユーザにとってより高品質なWebサービスを提供することができるものである。
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