研究課題/領域番号 |
16K00123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
梅津 高朗 滋賀大学, データサイエンス学部, 准教授 (10346174)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | センサーネットワーク / モバイルコンピューティング / 高度交通システム / スマートフォン / ドライブレコーダー / 環境センシング / ナビゲーション / 道路交通情報 / モバイルアプリケーション |
研究成果の概要 |
近年、携帯端末の高性能化、高機能化が著しく、短期間での買い換えによって不要な端末が多く生じているが、それらの端末も利用用途よってはまだまだ十分な性能を維持している。そこで、それらの再利用などを念頭に置いた、道路交通や屋内、屋外環境などに関する情報を効率的かつ安価に収集する手法について検討開発した。情報を収集する対象は、道路交通情報や、屋内外、野外などで様々に異なるため、それぞれの要件を考慮した上で、低コストな環境センシングシステムを構築する仕組みについて研究を行った。いくつかの応用事例について実環境で模擬実験を行い、その結果を国際会議などで報告するとともに、論文としてまとめて投稿を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スマートフォンは、機能的にセンサー端末としての要件の多くを満たしており、応用の可能性は高い。実際に、スマートフォンを用いたセンシングシステムに付いての検討は多く為されていた。しかし、これらはユーザが携行して使用中のスマートフォンをユーザの使用を阻害しない範囲で用いることが前提となっているものが多かった。一方で、スマートフォンを設置型のセンサー端末として利用することを考えた場合には、全ての機能をセンサー端末としての動作に利用することができる。本研究では、水質調査、行動センシング、公共交通機関の最適化、都市部における人流推定など、具体的な事例についての検討を行い、応用の筋道を示すことができた。
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