研究課題/領域番号 |
16K00128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
木下 和彦 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (40304018)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 無線マルチホップネットワーク / 周波数割当 / QoS / バッファ制御 / スケジューリング / 周波数割り当て / 異種無線 / M2M / IoT |
研究成果の概要 |
ZigBeeとWi-Fiなどの異種無線システムが同時に動作する環境で,サービス毎に異なる要求品質を満足させる周波数割り当てパターンを導出するアルゴリズムを確立し,そのアルゴリズムを実行するための制御プラットフォームを構築した. 提案手法は,遅延要求が厳しいがパケットロスには寛容なマルチメディアトラヒックや,数分単位での遅延を許容する代わりに確実な送達を必要とするデータ収集トラヒックなど多様なアプリケーションを想定し,いわゆるベストエフォートで平均的に小さい遅延・パケットロス率を目指すのではなく,サービスごとの要求品質を満足することに大きな特徴がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無線通信の重要が高まり,周波数資源が逼迫する中で,適用領域の拡大が続くIoT(Internet of Things)の更なる発展には,周波数利用効率の更なる向上が必要不可欠である.本研究成果は,複数のIoTサービスが稼働する環境で,サービス毎に求められる通信品質の違いを考慮し,それらを満足させつつ利用効率を最大化する周波数割り当て手法を確立しており,IoTの持続可能な発展を実現するものである.
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