研究課題/領域番号 |
16K00138
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
大島 浩太 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (60451986)
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研究分担者 |
安藤 公彦 東京工科大学, 片柳研究所, 講師 (00551863)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | IoT / センサネットワーク / ノード制御 / 異種ネットワーク連携 / 無線センサネットワーク / 通信制御 / ネットワークアーキテクチャ / 大規模ノード制御 |
研究成果の概要 |
短距離無線リンクを用いた中継伝搬型のIoTシステムは、ノード障害によりSinkノードまでの経路が失われ、また障害発生地点の把握に手間がかかるという課題がある。本研究では、短距離無線通信に加えて、中・長距離無線通信機能も備えたハイブリッドノードをIoTシステムの一部に配備することで上述の課題に対して効果的なネットワークアーキテクチャを開発した。本方式は、大規模な中継伝搬型のネットワークをハイブリッドノードを中心としたサブネットワーク単位で管理できるようになり、管理・運用性能が高い。設置場所固有の通信環境の調査を元にした通信制御と、プロトタイプシステムによる動作検証を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、将来的に膨大な端末がインターネットに接続されると予想されているIoTにおいて、管理・運用性が高い中継伝搬型のIoTシステムに関するものである。管理・運用はネットワークにとって重要な視点であり、本研究成果を活かせる場面は多く存在すると考えている。学術面では、複数の異なる無線通信が混在する環境において、ネットワークの性能指標の一つである平均経路長の低減効果を示し、またハイブリッドノードの配置によりその効果が変わることも分かっている。ネットワークを構成する要素の仕様により最適なネットワーク構成やノード配置が変化することから、分析対象としても興味深いと考えている。
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