研究課題/領域番号 |
16K00139
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
岡本 聡 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任教授 (10449027)
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研究分担者 |
山中 直明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80383983)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ネットワーク機能仮想化 / ネットワーキング / 機能分割 / モジュラールータ / ボトルネック解析 / 情報通信工学 / ネットワーク / 情報ネットワーク |
研究成果の概要 |
情報通信基盤の堅牢化においては、仮想ネットワークを提供するための“機能”を提供する仮想マシン(VM)を自由に移動させるVMマイグレーションが必要となるが、ネットワーク機能提供のためには多数のインタフェイスをVMに具備させることが要求されるため、現在の技術では多数のインタフェイスの接続関係を保持したままサービス断無くマイグレーションを実行することは困難であった。 本研究では、分散仮想ネットワークデバイスであるAtomic NFV (Network Functions Virtualization)を適用し、Atomic NFVを利用することでサービス断を200 ms以下に抑えることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ネットワーク仮想化の技術は、情報通信インフラストラクチャーの堅牢化や、多様なサービス提供に欠かせないものとなっています。本研究では、Atomic NFV(超分散ネットワーク機能仮想化)というこれまで提唱されていたNFVが提供していた"機能"の単位を細粒度化することで、機能を提供するマシンを移動させた際の通信断の最小化を目指しました。 その結果として、Atomic NFVを適用することでサービス断の時間を200 ms未満に抑制することが可能となる見通しを得ることができました。
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