研究課題/領域番号 |
16K00143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
清原 良三 神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (70646637)
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研究分担者 |
山門 誠 神奈川工科大学, 創造工学部, 教授 (90749433)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自動運転 / レベル3 / 運転権限移譲 / モニタリング / 覚醒 / 権限移譲 / コンテキスト / 情報提示 / ITS |
研究成果の概要 |
自動運転のレベル3に関しては自動運転から手動運転への権限移譲が必ず発生する.本研究では,3つのフェーズに整理した.(1)ドライバの状態を確認するモニタリングフェーズ,(2)ドライバを覚醒させる覚醒フェーズ,および(3)覚醒を確認するフェーズからなる.モニタリングをするには,コンテキストが重要な要素となるため,コンテキストの整理をした上で,覚醒および覚醒を確認するタイミングに関して実験評価を行った. 結果として,自動運転中に何をしているかといったことや,危険性の認識が重要な要素となり,ドライバが十分余裕を持って覚醒できるどうかが決まることがわかり,頻繁に覚醒させることの重要性が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自動運転レベル3は市場に投入されるかされないかと言われている.限定的なエリア以外では通常運転が必要であり,自動運転から手動運転に切り替える際の権限移譲を実施して良いかどうかの判断が事故防止の観点から重要である.ドライバは常時運転状況を関しているはずであるので,問題があるはずはないが,現実にはドライバはスマートフォンのゲームをするなどつい夢中になるケースもある.このような場合を想定して,如何にドライバを覚醒させ,交通流に影響のない形で,しかも安全性を保つことは渋滞抑制,交通安全の観点からも意義のあることである.
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