研究課題/領域番号 |
16K00146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
谷口 義明 近畿大学, 理工学部, 准教授 (50532579)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | センサネットワーク / 情報収集 / 水中通信 / DTN / MAC / ルーティング / 養殖支援 / 養殖場 / モニタリング / 無線ネットワーク / 水中センサネットワーク / 養殖魚 |
研究成果の概要 |
近年、センサネットワーク技術、IoT (Internet of Things) 技術の第一次産業への応用が注目されている。本研究課題では、養殖場における養殖効率向上のために養殖魚に装着したセンサから得られる情報を遠隔から収集するモニタリングシステムを対象として、新たなセンサ情報収集手法を開発した。具体的には、通信媒体として音波を用いる場合に、端末から基地局へシングルホップでデータを収集する手法、他の端末を介してマルチホップでデータを収集する手法を開発した。また、通信媒体として可視光通信を用いる場合のデータ収集手法も開発した。いずれも主にシミュレーションによる評価を行い有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で想定する生簀環境では、限られた領域中を大量の端末が3次元状に移動するため、学術的に特色がある。また、本研究課題で想定する技術が確立されれば、畜産業で実施されているのと同様に養殖魚の個体の品質管理が実現できるようになり、養殖効率の向上、天然資源の保護など大きな波及効果が期待される。
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