研究課題/領域番号 |
16K00150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2018) 筑波大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
川島 英之 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (90407148)
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研究協力者 |
佐野 健太郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | トランザクション / システムソフトウェア / データシステム / メニーコアマシン / 不揮発メモリ / トランザクション処理 / 先進的ハードウェア / データベース / 並行性制御 / ログ永続化法 / 並行実行制御 / 障害回復 / 問合せ処理 |
研究成果の概要 |
本研究では先進的デバイスを用いた高性能データ処理に関する研究を行った。そのなかに分散データベースの高性能化がある。分散データベース管理システムにおいて外部キー制約や二次索引、実体化ビューの管理を行うための高性能な処理方式としてRAMPトランザクションがある。RAMPトランザクションは隔離性を緩和することで高性能化されているがそれを先進的デバイスによって高性能化する技法は未開拓である。そこで,本研究では高性能インターコネクトであるInfiniBandを利用し、RDMAの機能を用いてRAMPトランザクションを高速化する手法を提案した。成果は情報処理学会山下記念研究賞を受賞した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により、分散トランザクション処理が高性能化される。分散トランザクションはソーシャルネットワーク、ビッグサイエンスなど、膨大なデータを用いる環境において頻繁に使われる処理である。そのような処理を高性能化することは、多くのユーザにとって便益をもたらす。これが本研究の貢献である。
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