研究課題
基盤研究(C)
本研究では,コンテンツ指向ネットワークにおいて,スムーズなストリーミング再生を目的とし,3つのキャッシング方式を提案し,その有効性を示した.1つ目はコンテンツファイルのチャンクの再生順序を考慮したキャッシング方式である.2つ目はチャンクへのアクセスの最新性と参照回数を考慮したキャッシング方式である.3つ目はユーザのストリーミング再生における再生途切れ時間の状況を考慮した適応的キャッシング方式である.これらの3つの提案方式において,再生途切れ時間の短縮に関する有効性を確認した.
近年の映像配信サービスの利用者増加に伴い,コンテンツ指向ネットワーク上でのストリーミング配信技術の確立が重要となっている.このような背景より,スムーズなストリーミング再生を目的とし,3つのキャッシング方式を提案し,その有効性を示した.ストリーミング配信の重要性がますます増している現在,本研究にて提案した方式を採用することにより,ユーザはストレスを感じることなく,映像配信サービスを快適に享受できるようになると期待される.
すべて 2019 2018 2017
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
Proceedings of 2018 RISP International Workshop on Nonlinear Circuits, Communications and Signal Processing (NCSP 2019)
巻: vol.1 ページ: 331-334
Proceedings of 2018 RISP International Workshop on Nonlinear Circuits, Communications and Signal Processing (NCSP 2018)
巻: Vol. 1 ページ: 307-310
電子情報通信学会 技術研究報告 IN2017-129
巻: Vol. 117, no. 460 ページ: 237-242
信号処理
巻: 21 号: 4 ページ: 141-144
10.2299/jsp.21.141
130005815266
Proceedings of 2017 RISP International Workshop on Nonlinear Circuits, Communications and Signal Processing (NCSP 2017)
巻: vol. 1 ページ: 465-468
電子情報通信学会 技術研究報告 CS2016-90
巻: vol. 116, no. 468 ページ: 83-88