研究課題/領域番号 |
16K00166
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
孟 洋 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 助教 (60312203)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | マルチメディア情報処理 / 映像応用システム / 映像解析 / 映像情報システム / 映像処理 / 画像検索 |
研究成果の概要 |
本研究では、ニュース映像アーカイブを用いて、主要な話題の検出とともに、話題や状況を説明する画像・映像、及びキーワードの識別、話題の時間的遷移を提示する方法を検討した。主要な話題、及び話題構造は、単語の言及数などから、話題を代表する画像・映像は、同一画像などを取得することで求めた。 また、蓄積しているニュース番組を概観できるニュース番組閲覧システムのプロトタイプを構築した。このシステムでは、特定の話題に基づき、その放送部分を閲覧することや、話題の注目度や放送分布などを確認することができる。 本研究期間内に十分な検討は行えなかったが、今後さらに発展させることで、ニュース事典の構築などを目指したい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、多数のニュース番組を活用して、主要な話題と経過、及び話題を代表する画像・映像の獲得を目指している。様々な手がかりを用いて、単一の映像からキーフレームなどを選択する研究は数多くなされているが、複数の映像の共通要素を活用し話題を説明しうる画像・映像を選択する試みは新しい。 また、映像アーカイブなどに蓄積された多数のニュース番組を視聴する場合、放送日時や番組名、あるいはリスト表示などから番組を選択するのが一般的であるが、本研究の結果を用いると、主要な話題やその経過を概観しつつ、必要な話題を選択、視聴することが可能となる。
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