研究課題/領域番号 |
16K00182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
矢野 昌平 長岡工業高等専門学校, 電気電子システム工学科, 准教授 (90332006)
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研究分担者 |
南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (40553235)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | バイオメトリクス / 耳音響認証 / 機械学習 / 等誤り率 / インパルス応答 / 外耳道形状 / 温度補完法 / ペアワイズ法 / バイオメトリクス認証 / 外耳道音響特性 / マルチエンロールメント / 観測揺らぎ |
研究成果の概要 |
我々は外耳道の音響特性を用いて常時認証を行う画期的な認証法を提案した。本研究においてロバストネスな音響信号の観測手法、認証制度の高い音響特徴量を算出する手法の検討を行った。我々は周波数誤差拡散法を提案し検討を行った。その結果、誤差と共に識別精度が劣化することおよび、誤差周波数拡散法により騒音レベルが同等であっても、識別精度を向上させる手法を提案することができた。また、認証精度の高い音響特徴算出手段の確立を目指し、両耳から得られるバイオメトリクス情報から最適な特徴量設計方法を検討した。その結果、時系列データを連結させる手法が有効であることを実験的および理論的に検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では急成長が予測されるバイオメトリクス市場に注目した技術開発を実施した。本研究は従来のバイオメトリクス認証の問題点を解決し、ネット社会におけるトラストを確立することが可能な画期的なバイオメトリクス認証である。イノベーションを引き起こす可能性が高く、社会的に大きな意義のある研究である。
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