研究課題/領域番号 |
16K00190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
山崎 恭 北九州市立大学, 国際環境工学部, 准教授 (10318785)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生体認証 / 携帯端末 / 暗号・認証等 / 画像,文章,音声等認識 / マルチファクタ認証 / テンプレート保護 / コンテキストアウェアネス / 生体ビット列 / 画像、文章、音声等認識 |
研究成果の概要 |
本研究では,スマートフォンやタブレットPCなどの携帯端末における生体認証システムの信頼性対策技術について検討した.特に,本研究では,利用可能なリソースに制約のある端末でもユーザの利便性やシステムの信頼性を維持することが可能であり,また,システムの利用環境の変化に対して高い頑健性を有し,さらに,適切な生体情報の保護機能を具備した従来にない携帯端末向け生体認証システムを実現するために必要となる要素技術を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,スマートフォンやタブレットPCなどの携帯端末の急速な普及にともない,携帯端末におけるユーザ認証技術として,利便性,安全性の点で優位性のある生体認証が注目されている.一方,携帯端末における生体認証では,利用可能なリソースの問題,利用環境の変化の問題,生体情報を扱う際のセキュリティの問題など,携帯端末に固有の問題が存在する.本研究の成果は,今後の生体認証技術のモバイル分野への利用拡大を視野に入れながら,これらの問題の解決に資する新たなコンセプトと要素技術を提供している点において,その学術的・社会的意義は大きい.
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