研究課題/領域番号 |
16K00211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
繁桝 博昭 高知工科大学, 情報学群, 准教授 (90447855)
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研究分担者 |
棚橋 重仁 新潟大学, 自然科学系, 助教 (00547292)
朴 啓彰 高知工科大学, 地域連携機構, 客員教授 (60333514)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 多感覚統合 / 視覚 / 前庭覚 / 自己受容感覚 / 映像酔い / 白質病変 / 奥行き知覚 / ヘッドマウントディスプレイ / 空間知覚 / 自己運動感覚 / 酔い / fMRI / バーチャルリアリティ / リーチング / 奥行きスケーリング / 実験系心理学 / 認知科学 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
空間知覚が複数の感覚情報の統合によって生じる影響について検討を行い,3次元知覚や自己身体の位置知覚が自己身体の視覚フィードバックの情報に依存して変化すること,自己の回転運動における前庭覚と視覚情報の統合において,情報間の不一致の度合や能動・受動運動の違い,不一致の予期に応じて,回転知覚における各手がかりの重み付けや空間定位,酔いの程度が異なること,また白質病変の程度が高いと酔いの程度が大きくなることを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
バーチャルリアリティなどの技術の発展により身体や自己運動の情報を自由に変容させることが可能となる.こうした技術を用いて遠隔地のロボットの操作やVR空間内の作業等を適切に行うためには,自己身体のイメージや感覚フィードバックの変化により空間知覚がどのように影響を受けるかを明らかにし,その影響の特性をあらかじめ考慮しておく必要がある.本研究では,このような来るべき時代に先駆けて,拡張あるいは変調された身体の視覚的フィードバックや異なる感覚手がかりによって空間知覚がどのような特性を示すかを明らかにした.
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