研究課題/領域番号 |
16K00219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
林 勇吾 立命館大学, 総合心理学部, 准教授 (60437085)
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研究分担者 |
黄 宏軒 国立研究開発法人理化学研究所, 革新知能統合研究センター, 研究員 (00572950)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 協同学習 / 学習支援システム / 対話エージェント / メタ認知 / 説明活動 / リフレクション / インタラクション / コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究では,学習者ペアが新たな知識を創り出す知識統合活動に着目し,対話エージェントを用いて自己モニタリングの支援について総合的に検討した.ここでは,協同学習に関する心理学的な実験を通じて,学習者ペアの発話や視線情報をもとに学習者の状態を特定するモデルを構築した.さらに,ここで得られた知見をもとにマルチモーダル情報を活用した協同活動のリフレクションの有用性を実験的に検討し,その有用性を明らかにすることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの認知科学の研究では,協同学習における学習者の自己モニタリング活動が重要であることが指摘されてきた.そこで本研究では,対話エージェントの技術を用いてこの活動をファシリテートするための方法や学習者の状態を推定する上で有用とされるモデルを検討することができた.この成果は,教育工学や学習支援システム研究に対して有益な情報を提供するといえる.また,これらの知見はICTを用いた学校教育の場面での導入に役立つことが期待される.
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