研究課題/領域番号 |
16K00231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
川本 一彦 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (30345376)
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研究分担者 |
岡本 一志 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 助教 (10615032)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 集団行動解析 / 時空間統計モデル / 人物移動予測 / 行動認識 / 深層学習 / データ拡張 / 移動予測 / 人物行動解析 / 行動解析 / クリギング / 時空間統計 |
研究成果の概要 |
本研究では,ビデオ映像を用いた集団行動解析のための時空間統計モデリング法を開発している.位置情報だけでなく行動情報も扱える統計モデルおよび推定法を開発し,行動解析に必要な人物間あるいは人物―環境間に内在する近接関係をデータに基づいて推定する方法を構築している.監視カメラ映像に対する人物移動予測および一人称カメラ映像からの行動認識に適用し,提案手法の有効性を示している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
時空間統計学は,地下資源の埋蔵量推定や土地価格の予測・内挿推定等を目的に,地球統計学や空間計量経済学の分野で独自に発展しており,従来の統計学に対して「位置情報」を明示的に扱うという点で特色がある.本研究は,このような理論研究とコンピュータビジョン分野で発展しているビデオ解析・認識技術を組み合わせるための方法を研究し,複数人物の移動予測に適用した.このような研究は,カメラを用いた安全・安心のための基礎技術として応用することが期待できる.
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