研究課題/領域番号 |
16K00249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
浜本 隆之 東京理科大学, 工学部電気工学科, 教授 (10297624)
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研究分担者 |
杉村 大輔 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (10712052)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | イメージセンサ / 再構成処理 / 高ダイナミックレンジ |
研究成果の概要 |
本研究では、別々の露光パラメータを割り当てられた画素をイメージセンサ上に繰り返し配置させることで、異なる特性を持つ画像を一つのセンサで同時に撮像し、得られた画像信号に対し再構成処理を施すことで、高ダイナミックレンジと低ノイズによる高画質化を図る技術を検討した。さらに、このような柔軟な撮像を行うことのできるイメージセンサを試作し、FPGAと共に画像入力システムを構築した。一部の方式を本システムに実装し、リアルタイム動作検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、目的に合わせて複数の露光パラメータで同時に撮像・処理するものである。イメージセンサからの出力情報量を増やすことなく、画像入力の性能を向上させられることがポイントである。また、後段で画像再構成が可能なため、出力画像の空間解像度や時間解像度は後から変更することができる。このような柔軟な撮像と信号処理の組み合わせは、現在検討が進んでいるイメージセンサLSIの3次元構造化とも親和性が高く、将来有望な技術の一つとして期待できる。
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