研究課題/領域番号 |
16K00264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
城間 直司 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 准教授 (90312826)
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研究協力者 |
玉木 敦
大畑 慶典
鈴木 裕也
津村 諒
林 鈴
志筑 悠月
甲斐 智博
出口 和希
本田 龍也
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 視覚共有 / 画像安定化 / 全方位画像 / 自己位置姿勢推定 / 仮想視線操作 / ヒューマンインタフェース / 知能ロボティクス / バーチャルリアリティー / ユーザインターフェース |
研究成果の概要 |
本研究では、全方位での安定化画像を駆使して、視点位置・視線方向に拘束されず、更にそれらの空間的な選択で効率的でユーザビリティの向上が図れる視覚共有が行えることを明らかにすることを目指した。視覚共有のための全方位画像安定化技術及び全方位安定化画像を用いた仮想視線操作技術、人の位置姿勢推定技術、視点位置を変更する技術、視点・視線方向の指示や提示を行うインタフェース、システム統合による視点・視線方向を変更可能な視覚共有システムを開発した。開発したシステムにより、目的とする視点位置・視線方向に拘束されない視覚共有が行えることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、災害対応での救助者の作業支援機器への応用が可能であり、要救助者探索の迅速化、効率化が図れ、要救助者のみならず救助者の安全性を高めることが可能である。本研究は、病気等で外出困難な人の屋外散策支援機器への応用も可能であり、お互いに視覚共有の負担なしに家族や友人と一緒に外出した気分を味わうことができ、福祉機器分野への貢献も期待できる。本研究は、実時間及び予め周囲情報を記録して遠隔地の散策等の仮想観光にも応用が可能であり、ウェアラブルデバイスを利用した遠隔地からの現実空間の情報収集等への波及効果が期待される。
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