研究課題/領域番号 |
16K00276
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
村田 嘉利 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (80444925)
|
研究分担者 |
鈴木 彰真 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (10609423)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ユニバーサルインタフェース / 事故防止 / 自動車運転 / 上下肢障害 / 加圧センサ / 障害物検出 / 体感 / 振動 / カーナビゲーション / 位置管理 / 運転事故防止 / ユーザインターフェース / 高度道路交通システム(ITS) |
研究成果の概要 |
障がい者にとって移動手段を確保することは自立に重要である。ユニバーサルドライビングインタフェースの研究を行った。 実験用電気自動車だけでなく、普通自動車をアングルセンサやロードセルで制御可能とした。指や手首、足でセンサを操作することで、手によるハンドル操作に近い操縦性能が得られることを確認した。自動車は,視覚や聴覚による周辺通知行っている.これらは,他の注視対象や環境音との競合する可能性がある.そこで,直感的で他の情報と競合しない手法として,触覚による通知を提案し,シート内の振動子で周囲の方角や危険度,種別を高精度で通知できることを示した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、上肢障がい者が自動車を運転するためには機械的な改造が必要であり、車両本体と同程度の改造費が必要である。本操縦装置と全自動運転技術を組み合わせることで、Car Area Network (CAN)にセンサを接続するだけで車両本体を改造することなく、自由に動く関節に取り付けたセンサ内蔵操縦装置を使って自動車を操縦可能となる。障がい内容に柔軟に対応でき、改造費もほとんどかからない。さらに、開発した振動による障害物認識により、より直感的で正確なドライバーへの通知が可能となり,事故回避の可能性が向上する。安全運転機能搭載車両に適用した場合には、事故回避時に発生する衝撃への事前対応が可能となる。
|