研究課題/領域番号 |
16K00290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
井村 誠孝 関西学院大学, 理工学部, 教授 (50343273)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 生体計測 / 信号処理 / 感覚ディスプレイ / 力触覚提示 / 骨伝達関数 / 触覚提示 / 温冷感提示 / 深層学習 / 生物・生体工学 / ユーザインターフェース / モニタリング / 計測工学 / 機械学習 |
研究成果の概要 |
本研究では,頸部からの生体情報センシングを非侵襲的に実現し,加えて頸部の感覚を通じた情報提示を行えるチョーカー型デバイスの開発を行った. 音声信号を咽頭部に密着させたマイクロフォンによって取得し,気導音と骨導音の計測に基づいた骨伝達関数の推定により,骨伝達関数を考慮した音声信号処理を実施した.機械学習により音声信号から嚥下物の量的推定を行った.心血管系の計測のために,光電容積脈波と容量性結合による計測を実施した.情報提示のために,振動触覚提示,空気噴流による力触覚同時提示,MR(Magnetorheological)流体を利用した抵抗生成による力覚提示,および温冷感提示をを実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会における社会システムの持続性のためには,健康長寿の確立が重要であり,未病を改善し病気の予防につなげていくことが必要である.日常的に装着可能な生体センシングシステムにより,定期的な検診では検出できない生体の異常を把握することが可能になる.本研究では従来は定量が困難であった飲食物の量的把握手法を構築した.またセンシングのみならず五感を通じた情報の提示により,自身の生体情報を言葉によらず継続的に知ることができ,生活習慣の改善に役立てられると考えられる.
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