研究課題/領域番号 |
16K00363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能ロボティクス
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
廣井 富 大阪工業大学, ロボティクス&デザイン工学部, 准教授 (80405927)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 知能ロボティクス / ヒューマン・ロボットインタラクション / 遊びロボット / ロボットアバタ / 生活支援 / ロボカップ@ホーム / 知能ロボティックス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は子供と動的なインタラクションが可能な生活支援ロボットを実現することである.これが実現すると,ロバストに動作可能なロボットが開発される.具体的には,ルールが簡潔で役割が明確に分かれている「だるまさんが転んだ」をテーマに扱った.まず,人同士の「だるまさんが転んだ」をビデオで撮影し,観測することで課題を抽出した.センサから観測ができない人の腕と胴体の重なりへの対応,さらに複数人の重なりにも対応する手法を開発した.本研究室で開発している生活支援ロボットに「だるまさんが転んだ」のシステムを実装し,ロボカップ@ホームリーグの世界大会に出場し,Best in Navigation賞を受賞した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核家族化,少子高齢化等の影響により,子供の外遊びの機会が減っている.本研究の目的は,子供と動的なインタラクションが可能な生活支援ロボットを実現することである.これが実現すると,屋外環境下においてもロバストに動作可能なロボットが開発されることと,ロボットによる家事支援や伝統的な遊びの継承が可能になる.本研究は「だるまさんが転んだ」を実現し,様々なイベントで子供相手にデモをした.また多くのメディアにも取り上げられた.
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