研究課題/領域番号 |
16K00378
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
赤松 茂 法政大学, 理工学部, 教授 (50339503)
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研究分担者 |
行場 次朗 東北大学, 文学研究科, 教授 (50142899)
伊師 華江 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (10435406)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 画像認識・生成 / ヒューマンインタフェース / 感性情報処理 / 顔の認知 / 視覚印象 / 眼球運動 / 感性インタフェース / 顔情報処理 / 3次元モデル / 顔認知 / 高次視覚印象 / 3次元モデル |
研究成果の概要 |
顔の見え方を規定しているさまざまな要因として、顔の3次元形状における個人差という静的な物理特性に加えて、顔の姿勢の変化、視線による注視点の変化、表情表出におけるダイナミックな形状変化、化粧による見かけの人為的な操作などによる、顔の3次元像の見え方の動的な変動にも着目し、これらの諸要因が顔から知覚される高次視覚印象の心理量に与える影響を分析した。そして、顔が創出する視覚像を媒介として、コンピュータと人間の間で高次印象をやりとりする感性コミュニケーションを可能にするような感性インターフェースの実現に寄与する応用技術の開発に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果から、任意の顔に対してその好感度を高めるなど、顔印象を自在に操作することによって感性情報を効果的に発信できるような擬人化エージェントの設計指針が得られるとともに、任意の顔画像に対して多くの人による印象判断をなぞるような分類・検索機能を実現することが可能となり、人間・コンピュータ間の感性インタフェース技術の高度化への寄与が期待される。 併せて、3次元顔表象から視覚を通じて様々な高次印象が想起される過程など、顔認知の脳内メカニズムの解明にマクロな視点から貢献することも期待される。
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