研究課題/領域番号 |
16K00379
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
小松 孝徳 明治大学, 総合数理学部, 専任教授 (30363716)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヒューマンエージェントインタラクション / 認知科学 / 適応ギャップ / アピアランス / アピアランス設計論 / 感性ロボティクス |
研究成果の概要 |
本研究課題の目的は,従事するタスクに応じた人型ロボットの顔のアピアランス設計論の構築である.このため,「どのような顔のアピアランスの人型ロボットが,どのようなタスクに従事すると,人はどのような印象をこのロボットに抱くのか」ということを把握するため,網羅的なアンケート調査を実施し,その調査結果を統計的手法を用いて解析することで,人型ロボットの顔のアピアランス,ロボットの従事するタスク,人が感じる印象との三者の関係性を明らかにし,具体的なアピアランス設計論の提案を目指した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで,人型ロボットの顔のアピアランスはデザイナの感覚と経験によって決定されることがほとんどであり,そこには汎用性の高い具体的なアピアランス設計論は存在していなかった.よって本研究課題のように,アンケート調査の結果をもとに人型ロボットの具体的な顔のアピアランス設計論の構築を目指すという研究は,これまで前例がなく,学術的な独創性が高いといえる.よって本研究課題の成果は,ロボットを我々の日常生活に導入していくインタラクションの設計段階にて参照すべき重要な知見となり得るため,その設計論の確立は喫緊の課題であるといえる.
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