研究課題/領域番号 |
16K00402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
木村 敏文 兵庫県立大学, 環境人間学部, 助教 (00316035)
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研究協力者 |
池野 英利
大橋 瑞江
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生態画像解析 / 社会性昆虫 / 行動解析 / バイオインフォマティクス / プログラム開発 / 行動分類 / バイオイメージングインフォマティクス / 昆虫行動 |
研究成果の概要 |
本研究では昆虫を対象とする行動解析支援プログラムの開発を行った。対象とする昆虫(ミツバチ、アリ、アリグモなど)の行動を記録した映像から個体ごとの位置情報を複数個体同時追跡プログラムK-TracKを用いて取得した。また、これまで通り、手動での位置取得も行った。これらのデータを基に動物行動学者と共に行動の分類を行い、自動で分類するためのルールを作成した。さらにこのルールをアルゴリズム化し実装した新しいプログラムの開発を行った。開発したプログラムでは、行動を記録した映像を用いて個体位置取得から行動分類までの一連の作業を自動で行うことを可能とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したプログラムは、これまで多くの動物行動学者が手動で行い、膨大な時間を費やしていた個体ごとの位置取得や行動分類も自動で行うことが可能となる。このことにより、動物行動学者は基本的なデータを取得する作業量の軽減できるため、新たな知見の検討に集中することができるようになる。また、これまでは難しかった行動と神経活動や化学物質の分泌などの現象を組み合わせた新たな行動メカニズム解明手法の確立にもつながることが期待できる。
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