研究課題/領域番号 |
16K00439
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
富澤 浩樹 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (60348315)
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研究分担者 |
阿部 昭博 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (70305291)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 震災関連資料 / デジタルアーカイブズ / OPAC連携 / 震災学習 / スタディツアー / 復興ツーリズム / パスファインダー / 情報システム / ポータルサイト / デジタルアーカイブ / 調べ学習 / 現地調査 / 資料検索 / コンテンツ・アーカイブ / ディジタルアーカイブズ |
研究成果の概要 |
本研究は,OPACで管理された震災関連資料(以下,資料)の利用活性を目的としている.資料には本以外にもボランティア団体の発行物やちらしが多く含まれているため一般利用が難しいという課題がある.本研究では,利用者が資料を用いて行う行為に注目して,デジタルアーカイビングシステムとその運用モデルを開発した.運用実験を行った結果,震災学習のプロセスで得られるデータをアーカイブして再利用することで,資料の利用活性が図れることが示された.また,公開可能な研究成果は,ポータルサイトによって一般公開された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,図書館の主要検索システムであるOPACで管理された資料の利活用場面にシステム分析の観点から注目し,その利用活性を目指している.同様の観点からの類似研究はほとんどなく,学術的意義は高いと考える.岩手県立図書館で管理している資料は2020年3月末の時点で31,138件.その中で一枚もののちらしや逐次刊行物といった本以外の資料が約78%を占める.それら資料の利用活性について,一般利用者に向けたサービスとして検討した本研究は,その効果が利用者に実感できるほどデータの蓄積が進んでいないものの,震災の記憶の風化が懸念される昨今,今後に向けての社会的意義は大きいと考える.
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