研究課題/領域番号 |
16K00442
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
田村 俊作 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (70129534)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 情報図書館学 / 情報サービス / レファレンスサービス |
研究成果の概要 |
図書館員は重視しているが,サービスとしてはほとんど知られていない,わが国のレファレンスサービスの今後の展開方策を検討した。最初に文献に基づいてレファレンスサービスの構造を理論的に整理した後,フィールドワークと訪問調査により,見解の妥当性の検証と,それに基づく展開方策の検討を行った。その結果,レファレンスサービスが持つ人的援助と調査研究支援という二つの側面は切り離し,別個の業務として展開することが適切である,との結論に達した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
図書館員は重視しているが,一般にはほとんど知られていないし,利用されていないため,時にその意義が疑問視されるレファレンスサービスについて,それが人的援助と調査研究支援という二つの意義を持ち,それぞれ別個のサービスとして展開可能であることを,理論的・経験的に解明した。すなわち,人的援助はコミュニケーションの促進と職員養成にとって重要であり,調査研究支援は市民の活動や課題に寄り添った支援として有効であり,展開可能であることを示した。
|