研究課題/領域番号 |
16K00445
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
韓 東力 日本大学, 文理学部, 教授 (10365033)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 文献探索 / 機械学習 / クラウドソーシング / 集合知 / 参照理由 / アノテーション / 情報図書館学 |
研究成果の概要 |
これまでの文献探索は、論文中のキーワードを利用したものが中心となっている。この方法は検索スキルを必要とする上、検索結果に関連性の低いものが多く含まれてしまうという欠点がある。CiNiiやGoogle Scholar、CiteSeerなどのように文献間の参照関係を辿ることが可能な文献検索サービスもあるが、論文間の参照・被参照の関係だけを頼りにしているため、効率的な探索ができかねる。本研究では、論文間参照ネットワークを利用した文献探索に焦点を当て、論文間参照理由を参照ネットワークに付与することにより、起点論文の関連文献を効率よく探索する手法を開発し、その効果を評価実験により検証する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
参照ネットワークを辿ることにより関連文献探索を試みる既存研究が複数存在するが、いずれも参照・被参照以外の論文間関係を考慮しておらず、参照ネットワークが広ければ広いほど、文献選定の手間が増えていくため効率的な探索ができない。実験を通して本研究手法の有効性が確認できれば、たとえば「起点論文で用いられている基礎理論がより詳細に紹介されている文献」のようなきめ細かい探索ニーズにも効率的に対応できるようになり、研究者の研究活動に大きな手助けとなることが期待できる。
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