研究課題/領域番号 |
16K00449
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
林原 尚浩 京都産業大学, 情報理工学部, 准教授 (20397227)
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研究分担者 |
青木 淳 京都産業大学, 情報理工学部, 教授 (60513380)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 3Dモデル / 協調編集 / 視点同期 / Publish/Subscribeシステム / 分散システム / 非衝突型データ構造 / 医療安全 / アノテーション / 視点共有 / 出版購読モデル / デジタルアーカイブ |
研究成果の概要 |
本研究課題では,様々な用途で使用可能な3Dデジタルアーカイブの実現を目的としており,1) Publish/Subscribe型3Dコンテンツ閲覧・共有機構,2)3Dコンテンツのアノテーションを実現する機構,3)可換可能なデータタイプを用いた新しい協調編集機構,4)3Dデジタルアーカイブのためのサービス指向フレームワーク,5)実装したフレームワークを用いた実証実験を行った.本研究で実現したフレームワークを用いて3Dモデルを用いた医療安全講習のためのシステムを実装し,有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,3Dモデルの協調編集を行うための非衝突型データ構造ChainVoxelを提案した.非衝突型データ構造(CRDT)はテキストに対しての機構として提案されていたが,3Dモデルのための非衝突型データ構造は提案されておらず,本研究課題で提案したChainVoxelはスケーラブルな協調編集システムを実装するための要素技術として学術面,実践面ともに重要である.また,これらを含む本研究課題で提案された要素技術を組み合わせて医療安全講習のためのシステムのプロトタイプを実装し,実際のサービスにおける有効性を示したことは社会的な意義としても大きいと考えている.
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