研究課題/領域番号 |
16K00454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 天理大学 |
研究代表者 |
古賀 崇 天理大学, 人間学部, 教授 (60390598)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 政府情報 / 情報リテラシー / 公文書 / 情報公開 / デジタル・フォレンジック / デジタルアーカイブ / 一次資料を用いた教育 / アーキビスト / 政府刊行物 / オープンデータ / 一次資料 / 証拠的価値 / 情報的価値 / 情報の評価 / 情報図書館学 / ディレクトリ・情報検索 / アーカイブズ |
研究成果の概要 |
本研究では、メディアの多様化・電子化が進行する政府情報をいかに読み解くか、という教育活動や関連活動について、主に北米(米国・カナダ)の現状を調査し、自らの教育実践についても成果発表を行った。関連して、デジタルアーカイブをめぐる国際比較・批判的研究や、一次資料を用いた教育(Teaching with primary sources: TPS)に関する調査も行い、国際会議での論稿を通じた国際発信も含め、幅広い範囲での成果発表につなげることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本では政府・自治体のオープンデータ発信の促進が政策として進められる一方、2017年初頭頃より、公文書や統計データなど、政府情報の作成・管理にかかわる問題が相次いで発覚した。このような中で、政府情報の内容のみならず、その成り立ち・背景まで含めて読み解くこと、すなわちリテラシーの能力が、政府・自治体の統治と市民参加の在り方を考える上で、いっそう重要となっている。このことを考え、実践に移すためのさまざまな論点を、本研究において提示することができた。
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