研究課題/領域番号 |
16K00473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
三野 行徳 国文学研究資料館, 研究部, プロジェクト研究員 (30714224)
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研究分担者 |
久留島 浩 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 館長 (30161772)
伊達 元成 伊達市噴火湾文化研究所, その他部局等, 学芸員 (70620897)
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研究協力者 |
工藤 航平
平塚 理子
菅原 孝明
清水 詩織
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 北海道移住 / 武家 / アイヌ / 分領支配 / 地域資料 / 資料保存 / 明治維新 / アーカイブズ / 士族 / 場所請負 / 仙台藩 / 場所請負制度 / 歴史意識 |
研究成果の概要 |
本研究は、明治初年に北海道の分領支配に従事した武家や寺社など26の領主について、分領支配・移住前後の記録資料(アーカイブズ)を悉皆調査することによって、以下の2点の課題を検討することを目的とする。①分領支配・移住によって分断状態にあるアーカイブズをヴァーチャルに復元する。②分領支配・移住が惹起する北海道の地域社会の変容を研究する。本研究により、26の領主に関する基礎資料の収集を完了することができた。また、亘理伊達家に関して、伊達市・亘理町とで資料情報を共有する仕組みの基礎を作る事ができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、亘理(宮城県亘理町)から有珠郡(北海道伊達市)に移住した亘理伊達家を対象にアーカイブズの悉皆調査を行い、以下の成果を得た。①亘理・有珠・札幌に残された資料を収集し、伊達市においてヴァーチャルに復元・公開する準備を整えた。②亘理伊達家と有珠郡をモデルとした、武家の北海道移住と地域社会の変容に関する詳細な研究を蓄積した。また、分領支配に従事した26の領主について、可能な限り資料を収集し、分領支配の再検討のための基礎情報を整備した。併せて、以上の活動の多くの局面において、伊達市・亘理町の市民と共同で取り組み成果を共有したことも大きな成果である。
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