研究課題/領域番号 |
16K00484
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
松浦 博 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (60451085)
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研究分担者 |
澤崎 宏一 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20363898)
秀島 雅之 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 講師 (50218723)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 発話評価 / イントネーション / アクセント / 母音の無声化 / 特殊拍 / 基本周波数 / 日本語学習 / 音声セグメント / 長音 / 撥音 / 外国人日本語発話 / eラーニングシステム / 留学生 |
研究成果の概要 |
日本語発音学習の指導者を支援し、学習者の発話を効率的に改善するための日本語発話教育支援システムを開発した。このシステムは基本周波数F0と独自開発の音声セグメントを用いて発話を自動評価し、フレーム毎の音声情報やモーラ毎のF0等を提示する。また、モーラ毎のF0系列の深層学習による発話判定の正解率が、決定木による正解率を十分な訓練データ(150個程度以上)を備えていれば、若干上回ることを確認した。本システムでは発話判定結果とアクセントとイントネーション等の改善点をグラフとコメントによって提示し、具体的な発話教育の支援を可能とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語のコミュニケーションにおいて、モーラ長、アクセント、イントネーション、プロミネンスなどによって、発話者の感情・意図を的確に読み取ることが重要である。外国人の日本語学習を効率的に行えれば、正しい日本語発音を普及することができ、グローバル化の中での日本語の普及につながる。また、外国人の発話の癖が分かっていれば、音声認識性能の更なる向上や、外国人の発話に現れる感情・意図をより的確に捉えることが可能となり、機械によるコミュニケーションを一層高度化する。
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