研究課題/領域番号 |
16K00485
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
|
研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
高橋 健一 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (10126922)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | eラーニング / 集中度 / 学習状態 / 休憩 / インタフェース / 教育工学 / 知的学習支援システム / ゲーム / Kinect / 休憩時間 |
研究成果の概要 |
本研究では、学習中における学習者の集中度を維持するためのインタフェースや方法を検討し、数値計算および英単語記憶の2種類の学習実験により有効性を確かめた。学習態度に応じて学生を褒める叱る機能、集中して学習しているか否かの検出と注意機能が学習態度の改善に効果があった。一方、学習中における学習者の振舞い(本を読む、ノートを取る、寝ている、など)の判別する方法では、振る舞いにより検出精度に差が出た。さらに、学習の間の休憩時間における過ごし方としては、「静かにする」のほか「音楽を聴く」などが有効であった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、学習中における学習者の集中度を維持するためのインタフェースや方法を検討し、数値計算および英単語記憶の学習に対する効果を学習実験により確かめた。本研究により、学習中において学生の集中度を保つ機能が有効であることを示した。学習中における学習者の振る舞いの判別では検出精度をあげることで、教員の授業の向上に役立つと考えられる。さらに、休憩時間における、休憩後の学習効果の高い過ごし方を明らかにした。これらの研究成果により、学校や家庭における学生の学習効果をあげることに役立つと考えられる。
|