研究課題/領域番号 |
16K00495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 大谷大学 |
研究代表者 |
上田 敏樹 大谷大学, 文学部, 非常勤講師 (40736568)
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研究分担者 |
池田 佳和 大谷大学, 文学部, 研究員 (20516687)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | e-health / ウェアラブル端末 / 睡眠時間 / BMI / smartphone / Society5.0 / スマートフォン / wearable / LMS / e-ducation / IoT / wearable e-health device / digital campus / tablet / e-education / リストバンド型ウェアラブル端末 / プログラミング言語R / Shiny / 生体データ / 教育工学 / 学習支援システム / バイタルデータ |
研究成果の概要 |
BMI改善を希望する学生に対しては、リストバンド型ウェアラブル端末を利用した睡眠時間と歩数の可視化により12週間後、有意な改善結果が得られた。また、睡眠時間帯の改善を希望する学生に対しては、11か月間、リストバンド型及びメガネ型のウェアラブル端末を利用し生体データの解析や睡眠状態と授業での集中度の相関関係の分析を試みた。本実験により、学生が体質改善や睡眠状況を自覚するための方法としてウェアラブル端末によるデータの可視化が有効であること、生活リズムが不規則になる原因はスマートフォンの過度な利用にあること、さらに生活パターンを可視化することがBMIや睡眠時間の改善に役立つことを事例として確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Society5.0に向けた人材育成が求められている大学教育においては、多様な学生のニーズに応えるため、個々の学生の能力、熱意等に対応した個別かつ多様な教育を提供することが期待されている。この教育を支える土台が学生の心身状態である。本研究では、BMIの改善と睡眠パターンの改善を課題とする学生について、ウェアラブル端末の利用が課題解決に役立つことを検証した。その結果、社会的意義として、学生の持つ課題を明確にし、課題解決に至る方策立案、実行力などの当人の意欲を高める上で、ウェアラブル端末が有用であることを確認した。学術的意義としては、情報共有システムがピア・サポートに有効であることを確認した。
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