研究課題/領域番号 |
16K00497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 関西国際大学 |
研究代表者 |
山下 泰生 関西国際大学, 経営学部, 教授 (80230431)
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研究分担者 |
陳 那森 関西国際大学, 経営学部, 教授 (50249512)
佐藤 広志 関西国際大学, 人間科学部, 教授 (50253125)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 反転授業 / スマートデバイス / 教材コンテンツ / コンテンツ開発 / 著作権処理 / 教材コンテンツ開発 / 著作権 / 個への対応 |
研究成果の概要 |
多様化する学生の特性に応じた個への対応を重視した反転授業を展開するために、事前ビデオで使用する教材コンテンツの作成から、実際の実践を通して、その課題を整理して成果発表をしてきた。反転授業を展開することで、対面授業のありかたが大きくかわってきた。 反転授業はあくまでも教育手法の一つであり、適用する科目の属性や、受講生個人単位でその効果を検証すると、一律の効果があるわけではないことも明確になった。しかし、受講生の授業参加意識や授業外学習時間の確保という点では一定の効果があり、それらを整理して、学会発表を続け、最終成果をWeb上に公開をした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ユニバーサル・アクセス段階にある日本の高等教育では、入学者の多様化も年を追うごとに進んでおり、これまでよりも、個々の学生の特性に応じた柔軟性のある学習スタイルの確立が求められている。若年層へのスマートフォンの急速な普及に伴い、一つ教育手法としての反転授業を展開すること発送で研究が開始された。その結果、授業外学修時間の確保と授業の質向上などの効果が期待される一方、コンテンツ教材の開発や新しい授業形態へ対応する教授者のスキル形成などが課題となることが明らかとなった。うまくいかなかった事例も含め、これから反転授業を計画しいている教員にとっても参考になると考えている。
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