研究課題/領域番号 |
16K00500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 熊本学園大学 |
研究代表者 |
堤 豊 熊本学園大学, 商学部, 教授 (80227446)
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研究協力者 |
松野 了二
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 類似文検索 / 日本語教育 / 協調学習 / 学習コンテンツ開発支援 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語教育教師のための学習コンテンツ作成支援システムを開発した。このシステムの最大の特徴は、MS-Word上で完結したシステムということである。従って、コンピュータに不慣れな教師であっても普段利用しているMS-Wordのメニュー画面からKWIC(Key Word In Context)や単語の難易度の情報を知ることができる。 また、本システムでは類似文検索機能を提供している。本機能は、例示した文と構文的に似た文をデータベース中から検索し、表示する機能であり、似たような構文をたくさん探し例示することで学習者の理解を深めることができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、MS-Wordをベースにした日本語教育支援システムの開発を行った。研究成果は国際交流基金主催のマレーシア日本語教育学会等で発表し、好評を得た。高価で特殊なソフトウェアを必要とせず、普段使い慣れているMS-Word上で語学教育で必要とするほとんどすべての機能が利用できることを示したことは意義深いと考えられる。また、類似文検索機能についても教育上の効果が高いことはわかっているが、これを簡単に利用できることを示せたことは当初の目的を達成できたと考えられる。
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