研究課題/領域番号 |
16K00502
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 有明工業高等専門学校 |
研究代表者 |
菅沼 明 有明工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (70235852)
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研究分担者 |
森山 英明 有明工業高等専門学校, 創造工学科, 講師 (00633009)
下園 幸一 鹿児島大学, 総合科学域共同学系, 准教授 (20253510)
吉武 春光 西南学院大学, 商学部, 教授 (30182744)
松野 良信 有明工業高等専門学校, 創造工学科, 准教授 (90259961)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 授業雰囲気の推定 / 教師の動作推定 / 学生の状態推定 / 画像処理 / 知的学習支援システム |
研究成果の概要 |
伝統的な教室で行われる授業を対象に,授業の雰囲気を推定する手法に関して研究を行ってきた.まず,授業の参加者を教師と学生とし,それぞれをカメラで撮影し,画像処理を行うことで教師・学生の動作を推定する.学生の動作に関しては,居眠りを検出する手法を構築した.まず,Raspberry Piを使用したシステムで1人のみが映る画像から顔の向きを検出した.その後,教室の前方から撮影した画像(4,5人の学生が写っている画像)からそれぞれの学生の動作を推定する.教師の動作推定に関しては,4つの動作に分類することを可能にした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,授業に参加する人物を教師と学生とに分け,それぞれをカメラで撮影した映像を解析することで,人物の動作を推定し,授業の雰囲気を推定する手法を構築してきた.学生の動作を推定する手法は,複数の学生が映る画像から居眠りをしている者を見つけ出す.この機能を利用すると,学生が授業にどの程度集中しているかを知ることができると考える. 教師の動作を推定する手法は,教師が授業を振り返るさいに利用できる情報を抽出できると考えている.教師が行う板書とそれを利用した説明の配分やテキストの解説の長さなどを振り返ることができる.これらは,授業のわかりやすさの向上に利用できると考える.
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