研究課題/領域番号 |
16K00532
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
藤木 徹一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 主任技術研究員 (30598248)
|
研究分担者 |
木元 克典 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 主任技術研究員 (40359162)
石谷 佳之 筑波大学, 計算科学研究センター, 研究員 (60772043)
|
研究協力者 |
高木 悠花
植田 正人
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 細胞内共生 / FRR法 / 原生動物 / 原核藻類 / 光合成 / 生物海洋 |
研究成果の概要 |
本研究は、細胞内共生という現象の解明を目指し、原生動物の体内から新たに発見されたラン藻と宿主原生動物の関係を光合成に着目して明らかにするものである。このため、高速フラッシュ励起蛍光法による宿主内ラン藻の光合成活性測定法を開発し、ラン藻と宿主原生動物の関係解明に向けた研究を行った。また、原生動物の体内からラン藻を取り出し、単離培養することに成功し、本種の光合成特性をより詳細に明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ラン藻には、光合成システム、窒素固定、嫌気代謝、従属栄養性などの生理的性質に様々なものいることが知られている。しかし、原生動物の体内から新たに発見されたラン藻の生理特性や宿主との関係については全く不明である。本研究で開発した手法を用いて、ラン藻と原生動物の関係を明らかにすることで、まだまだ謎の多い海洋での細胞内共生という現象の解明に新たな知見を与えることができる可能性がある。
|